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ONE/NKが大型コンテナ船の横揺れ低減効果を実船で共同検証
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ONE/NKが大型コンテナ船の横揺れ低減効果を実船で共同検証

 Ocean Network Express(ONE)は10月5日、日本海事協会(NK)と、大型コンテナ船におけるロール(横揺れ)減揺タンク(RDT:Roll Damping Tank)の有効性を評価する共同研究プロジェクトを開始したと発表した。

 RDTは、タンク内の液体を制御して移動させることで船体の横揺れを低減する装置。旅客船や調査船などの特殊船では古くから採用されてきたが、近年ではコンテナ船への導入も増加している。

 大型コンテナ船では過度な横揺れにより、コンテナや固縛(ラッシング)装置に加わる力が増すため、効果的な横揺れ低減が、安全な船舶運航と貨物輸送を支援し、効率的な積み付けや運航の柔軟性向上にも寄与する。コンテナ船向けRDTの性能評価はこれまで模型試験や数値シミュレーションが中心で、実船での計測データに基づく検証は限られていた。

 今回、ONEが自社運航船から取得した実測データを提供し、NKが数値シミュレーションと組み合わせてデータ分析を行い、実際の運航条件下における横揺れ低減性能を評価するもの。実際に運航するコンテナ船のデータで効果を検証することで貨物の安全性や輸送の信頼性向上につなげるとしている。

 両社は今回の共同研究で、実測データと数値シミュレーションの分析を通じて、RDTの性能に関する実践的な知見を得るとともに、実船運用における有効性の理解を深めることを目指す。


#事業実証

Last Updated : 2026/10/09